マッチングの応募が募集の半分しかない、と
毎月最後の金曜日は医局会が開かれる。
医局会だけで説明される、新カルテの操作方法などもあり
今日に限っては結構出席者は多い方であった。
普段は閑散としていて、なさけなくなる程なのだが。
さて、医局会に合わせてという訳でもないが
来年度研修医とのマッチングの結果が発表された。
17人応募に対して9人しか応募が無かったという。
来年研修医になる学生の第一志望が当院である場合、
枠があれば内定、なければ選抜方法を決める、
マッチングとは、まあ、初顔合わせのようなものである。
年々当院への応募が減ってきているのは
当院で研修医をしても美味しくないからであろう。
研修内容が薄いとか給料が安いとか、あるいは
研修後の行き先が魅力に乏しいだとか
研修医の側にはいろいろな理由付けがあると思う。
ただ、当院への応募が少ない一番の理由としては
地元の大学の医学部から嫌われている点が挙げられる。
教授側に嫌悪感があれば、学生ははなから選択枝に入れない。
嫌悪感を持たれる理由は、ドクターヘリにまつわるごたごたもある。
県全域で活用すべきヘリを将来構想無く分捕ってきたのだから。
医局会では、来年度の研修医獲得に向けて、
今後積極的に対応すると明言していたが
あまり期待できないのではないか、とひそかにあきらめている。
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