まあ私は、離婚というのは全く考えたことが無いのですが。
連れ合いが若年性痴呆になった場合、
いろいろな形で生活が破綻していきます。
掃除洗濯食事程度であれば、まだ良い方かも。
感情の行き違いで悩み苦しむ事も多いはず。
ましてそれが病気の症状であると判らなければ。
一昨年あたりからの我が家にも
それに近い部分があったと思う。
言われなく責められる、何かとつっかかる、
出来て当たり前の事がなぜか出来なくて
文句を言うと逆切れされる、などなど。
若年性痴呆と診断された後でも
こうした症状は、普通は我慢しきれないもの。
まして診断も何もついていない初期段階で
こうした心情的な行き違いが大きくなれば
当然離婚を考える事も出てくるんじゃないかな。
という訳でネットで検索すると
出てくる出てくる、連れ合いが痴呆なのだが
離婚は可能でしょうか、という相談の多い事。
我が家で感情的な行き違いが増えたこの数年は
私の仕事上でも大変な時期と重なっています。
育児の無い我が家では、妻が感情的に変でも
私の方が、疲れて家には寝に帰るようなものなので
決定的な衝突にならなかったのでしょう。
もし私が家庭というものを大切にする人間だったら
大げんかの末に離婚となっていて、
妻は離婚が原因で精神を病み・・・・
(本当はアルツハイマーの進行なのですが)
というストーリー展開になっていたでしょう。
家庭的でない事が家庭を守る事もあるのですね。
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