11月11日は良い日良い日で介護の日なんだそうで
読売新聞にも11日・12日と介護に関する記事が多い。
11日の新聞には「女ひとりで親を看取る」を執筆した
女優の山口美江氏が父親についてコメントしていた。
短くも前向きなコメントであったのだが、ちょい引用。
「父がアルツハイマー病と診断されても、約30年
父娘二人で培ってきた絆がある。父が私を
忘れてしまうことは絶対に無い。」と思っていたが
病状は急速に進行、発病から2年、ついに父の口から
聞きかたくなかった言葉が出てしまう。
「おまえ、誰だ」
若年性アルツハイマーの介護のブログを見ていて
一番つらいのは、失われていく能力を、身近な人が
失われてゆくがゆえに悲しんでしまう事。
同じ立場として胸をかきむしられる思いである。
ただ、夫婦・親子という認識が保たれていれば
信頼と愛情を保つことはまだ可能だと思う。
妻が、自分を、夫と認識できなくなった時、
それが、おそらく夫婦としての終焉の時。
あとどれくらい時間が残ってるのかしら。
0 件のコメント:
コメントを投稿