2009年11月20日金曜日

今日は大学の同窓会

今日は東北大医学部同窓会の日

金曜午前の麻酔は、いつも胃が痛くなります。
大概、13時30分からの私の本職の外来に間に合わない。
自科麻酔だからと外科に甘えがある場合もあり、
言葉には出さないけれど、えらい迷惑であります。
今日はやむを得ず長時間手術になったので、
研修医に覚醒・抜管・帰棟を完全にお任せしました。
私の本職の外来は現在週2日だけなので、
紹介の患者さんが多い場合もあるのだけれど、
今日は比較的順調に外来を終わらせる事が出来ました。

同窓会では総合診療部教授、本郷先生の御講演。
一時期国が画策していた、総合医とはなにか、という話。
総合医を実践してみて、軽度救急と一般内科が多い事、
国は医師不足に対して、総合医を国家資格にしておいて
フル稼働させる事で急場をしのごうという腹つもりだった事
総合医といっても開業医と総合病院勤務で立場が違う事
結局医師不足に対して今後医学部定員が増えていく事など
今までの経緯と今後の見通しについてお話いただいた。
私の本業は総合医と対極にあるので、申し訳なく思ったが
といってこの地方、40万人の医療圏で、私の職種(形成外科)は
うちと、労災病院に一人と、たった二人しか存在していない。
まあ、絶滅危惧種として尊重してもらってもいいかも。

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