2009年11月19日木曜日

備忘録

妻の現時点での症状の備忘録です。

東北大学老年科のHPより
記憶には一時保管庫と永久保管庫の2種類があります。自分の体験や個人史を時系列的に一時記憶として残しておく機能をエピソード記憶といい、何気ない日常生活の遂行に必要不可欠な装置です。学習で得た知識やいわゆる常識といわれるものは永久保管庫に入っています。注意すべき物忘れ(イエローカード)⇒ 先ほど述べたエピソード記憶の障害で、ちょっと前の個人的体験を忘れる、或いは一連の会話の中で、同 じことを何度も繰り返す、という特徴を示します。これは、一時記憶の保管庫そのものが障害を受けた可能性があります。このようなことが繰り返し起こる場合 は、黄色信号で、アルツハイマーの初期の可能性があります。

妻は認知障害は、同じことを何回も言ったり、約束を忘れたり、大切なものの置き場所がわからなくなったり。先日は引き出しを開けたままにしているのを忘れて思いっきり大腿をぶつけて皮下血腫(青タン)を作っていた。また、作業の段取りが悪くなっています(実行機能障害)。そのために家事が手つかずのまま放置されたり、旅行の計画が立てられなくなっています。失行・失語・失認はまだ見られません。ただ、今日はガソリンスタンドでの支払いでめちゃくちゃな支払いをして店員さんを困らせていました。また私に覚えの無い着信があったとメールしてきていました。その他にも判断ミスや手順間違いなどの細かいミスはいろいろと増えています。

認知症予防財団HPより
理解力が低下するにしたがって戸惑いや不安は増していきます。日常生活での失敗もありふれた経験と なっているはずです。ですから痴呆患者さんには不安、焦燥、易怒、興奮が出やすく、被害的で妄想的な解釈が生まれやすいのです。このように心理的な反応と して出る異常な行動や精神症状を痴呆の「周辺症状」といいます。

妻の周辺症状としては、易怒、被害的解釈が挙げられます。易怒の対象はもっぱら姉ですが、私の母に対しても時々被害的解釈が過ぎる感じがあります。その他としては、頭痛・意欲低下・睡眠時間が多い・すぐ眠気が襲う、などです。

アリセプト服用時の注意すべき副作用
消化器症状および精神症状(怒りっぽくなった、落ち着かなくなった、不安が増した、いらいらするようになった、眠らなくなった、自己主張が強くなった。)

さてさて、早期診断がついたとして、
本当にアリセプトを服用させるべきなのでしょうか。
職場の神経内科の医師に聞いたところ、
うちには月1回弘前大学神経内科教授が診察に来ると。
SPECTとは別に診察してもらいたいなぁ。

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