2009年11月18日水曜日

麻酔三昧の疲れ方

結構性に合っているようで、他の人よりは良いと思うけど。

ここ数年は本業より麻酔科の仕事がはるかに多い。
去年までは食道癌や膵癌、肺癌などの麻酔で、
しかも自科麻酔という事で交代休憩なし、
ノンストップ8~10時間麻酔が頻繁にあった。
ほぼ毎日そんな風に過ごしていると、
やはり疲れの溜まり方が半端ではない。
おそらく私は本能的に、こうした疲れを
最小限に留める事が出来ているのだと思う。
麻酔をかけながら、半瞑想状態に入れるのだ。
アラームやモニター音ですぐ覚醒する事ができる。

今日は覚醒遅延があったのだが、
これは精神的にかなりこたえる。
なにか術中に変な事をやらかしていなかったか
覚醒手順に見落としなどなかったのか、
ずっと自問自答しながら過ごす事になる。
結局明日の朝まで人工呼吸器使用となった。

幸い今晩は麻酔科当直なので
なにかあれば即応できるのが救いである。

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